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私たちの政策・運動を地域に広げよう

中央執行委員長 佐藤幸雄

(一)

 日頃から、職場・組合運動を通じて政策闘争を推進されている組合員の皆さんに、感謝申し上げます。8月は全水道政策推進月間であり、これまでも、水に親しむ夏(8月)に、水・環境問題をテーマにして毎年、全国各地で組合員・家族とともに積極的な取り組みが進められています。
 今日、地球規模での環境汚染と、小泉構造改革、自治体首長・事業管理者としての責任を放棄する委託・民営化の動きが強まっており、水の番人として命の水を安全・安心・安定的に供給するための一層の努力が求められています。
 各地本・単組におかれましては、推進月間を跳躍台として組織内の運動にとどまらず、地域住民へのアプローチなど、さらに取り組みを前進させましょう。
 8月政策推進月間の取り組みとして、中央では、「水はみんなの世界遺産 守り続けよう未来の果てまで」を2005年推進月間標語として決定し、ポスター、ぬりえをはじめ、各地方本部ごとにチラシの作成が行われています。
 各地方本部・単組では、チラシと「政策うちわ」を作成しての街頭配布、キャラバン行動を通じての住民啓宣・自治体要請行動、河川・水源地等の清掃活動、政策集会など、工夫を凝らした取り組みがすでに開始されています。私たちの政策・運動を住民に幅広く訴える絶好の機会として積極的に推進しましょう。

(二)

 小泉政権による「官から民へ」「公共サービス解体」攻撃に対し、ライフラインとして、代替物のない水道事業を金儲けの道具にさせてはなりません。そのため、各自治体事業者が行うべき業務は自らが責任を持って行う。職員も自らの職場は自らの手で守るための積極的な行動が求められておりますし、公務労協が取り組んでいる、良質な公共サービスの確立を求めるキャンペーンへの関わりを一層強めなければなりません。
 私たちは、「日常生活に欠かすことのできない安全な水を将来にわたって安定的に供給する」ことを基本に、組合員が安心できる生活・職場環境を確立して水道・下水道・ガス事業を守るとともに、住民に対する理解を広げることが急がれています。
 今夏も、渇水、集中豪雨による洪水、猛暑とめまぐるしく気候の変化が続いていますが、これらの大きな要因は自然界を無視した人間の活動によるものです。私たちは、自然・環境を重視し、健全な水循環回復を求める運動の一環として、「水基本法制定」の取り組みを更に一歩前進させなければなりません。
 組合員の皆さん一人一人の積極的な行動参加で政策推進月間を成功させましょう!
 北海道地本各単組は、水政策方針である自然環境問題を一体のものと捉え、地球規模での「自然の水サイクルの回復を目指す」こととして政策運動を取り組んでいます。

 

組合情報
全水道労働組合 本部
備考:特になし
更新日時:2006年04月03日