北海道地本各単組は、水政策方針である自然環境問題を一体のものと捉え、地球規模での「自然の水サイクルの回復を目指す」こととして政策運動を取り組んでいます。
　北海道地本として、７月２８日、釧路市において第１５回の水政策集会を開催しながら、政策闘争を推し進めるために政策推進月間を設け、各単組が取り組めるよう努力しているところです。
　近年、水道法の一部改正による「水道事業の広域化を進めるためのツールとしての第三者委託制度」が制度化されましたが、財政面や技術力の面で弱い自治体が、その趣旨を逸脱した考えにもとづき、不当な民営化を推し進めようと考えています。このような動きに対し、水道事業に従事する専門家の立場から、その問題点の整理をはじめとして、各単組とも連携をはかり、阻止に向けた取り組みを進めなければなりません。
　また、政策チラシをもとにした水政策の行動についても、「市民の水道」を守る立場により、職場・地域において統一した行動の取り組みを進めます。