青年女性部が、PSI-JC男女平等セミナーにWebで参加しました

12.08

青年女性部が、PSI-JC男女平等セミナーにWebで参加しました

 2020年12月5日に、東京都市ヶ谷にある自治労会館にて「 PSI-JC男女平等セミナー」が開催され、全水道からは12名が参加した。

※PSI-JCとは、国際公務労連加盟組合日本協議会の略( Public Services International-Japan Council)である。
加盟組織:全日本自治団体労働組合、国公関連労働組合連合会、全日本水道労働組合、保険医療福祉労働組合協議会、全国消防職員協議会

まず、女性委員会の青木真理子議長から、PSIや男女平等についての主催あいさつがあった。

 続いて、京都大学大学院文学研究科の落合恵美子教授から「コロナ危機が可視化したケアとジェンダーと公的労働ー生を包摂する社会へー」の講演があった。在宅勤務についての調査を行なったところ、家事・育児等の負担が増加傾向であったが、それが良好な家族関係向上の一助となり、ワークライフバランスの視点では、プラス方向の効果となり得るとの話があった。さらに、生を包摂する社会の実現に向けて、物理的側面である経済をではなく、生命と生活を主軸とした政策実現が必要であると提言された。

 引き続き、男性の育児参画アンケート総括 について、ユースネットワーク委員の佐野共同議長から報告があった。アンケートは全水道を含め、多くのユースを対象としており、ユースの本音を客観的に感じとることができる内容であった。

 

 その後、 NPO法人ファザーリング・ジャパンファウンダーの安藤哲也代表理事から「男性の育児参画〜笑っている父親が社会を変える〜」について講演があった。実際に男性が育児参画すると何が起こるか。育児に対する向き合い方を考えることで、全てが良い方向に転ぶ。「ボウリングの1番ピンを倒すように、父親が変われば、社会が変わる」との発言が印象的であった。

 質疑応答では、全水道川崎水道労働組合の大島氏から男性の育児参画について、職場(上司等)との理解の隔たりについて質疑があり、安藤代表理事よりユース世代だけではなく、管理職にこそ、イクボスとしての研修を今まで以上に実施すべきとの声を頂いた。

 

 

最後に、まとめをユースネットワーク委員の五十嵐共同議長が行い、今回の学習を全体で再確認し、セミナーは終了となった。

 

 

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