全水道が2022春闘学習会を行い、地方公務員定年延長について学ぶ
全水道は、第153回中央委員会が行われた翌日の29日に、全水道会館5階中会議室で「全水道2022春闘学習会」をWebと来場の併用で開催し、会場来場者約10人とWeb参加者をあわせて80人が参加した。講師には、森本地方公務員部会事務局次長を迎え、「地方公務員の定年の段階的引き上げ 解説と交渉のポイント」と題して講演を受けた。
学習会は、菖蒲谷書記次長の司会進行で開始し、主催者を代表して古矢副委員長が挨拶にたち、「本日の学習会は、地方公務員の定年延長について、森本地公部会事務局次長より講演を頂く。昨年11月にも同様の学習会を行ったが、各地本からの要望が多く本日の開催となった」と、学習会のテーマ決定の経過を述べ、「各自治体で協議等進んでいると思われるが、本日の学習会を今後の交渉等に活用頂ければ」と呼びかけた。
学習会は、地方公務員部会より森本事務局次長をお招きし「地方公務員の定年の段階的引き上げ 解説と交渉のポイント」と題して講演を受けた。昨年6月4日に参議院本会議で可決・成立した「国家公務員法等の一部を改正する法律案」と「地方公務員法の一部を改正する法律案」の成立までの経過等を解説し、①定年引き上げの概要とスケジュール、②60歳を超える職員の給与、③定年前再任用短時間勤務職員、④60歳に達した日以後の職員の退職手当、⑤役職定年制、等について解説を受け、交渉のポイントとして単組の取り組み課題についても説明を受けた。また、参加者からの質問を受け、質疑を行った。