1月1日16時過ぎに発生した、石川県能登地方を震源とする最大震度7の地震は、石川県、富山県、新潟県を中心に甚大な被害をもたらしました。
一連の地震災害によって被害に遭われた方々に、心からお悔やみと、お見舞い申し上げます。あわせて、いまだ安否不明な方々の一刻も早い救出を切に願います。
また、大きな余震が続くなかで、元旦から、懸命に災害復旧作業に従事されている皆様、それから全国各地から応急給水等の支援業務に従事されている皆様のご奮闘に、こころから敬意を表します。
発災から4日が経過し、被害の全容があきらかになりつつありますが、震源に近い奥能登地方では道路が寸断されたため、物資の運搬や救援隊の到着が遅れ、復旧にも時間を要している状況です。また水道・下水道においても、修繕がなかなか進まず、いまだ水を使用できない地域も多くあり、復旧まで長期化することが想定されます。
全水道本部は、今回の地震災害に際して、直ちに全水道災害対策本部を設置し、対応することといたしました。今後も北信越地方本部との連携を深めるとともに、全国から情報収集を行いながら、全国の組合員に向けて情報を発信してまいります。また、森山組織内議員とも連携を図り、一刻も早く、平穏な日常生活を取り戻すよう被災地域への支援・サポートを行って参ります。
復旧復興までの道のりは険しく、しばらくは予断を許さない状況が続きます。応急給水活動や復旧支援に派遣されるみなさまにおかれましては、敬意を表すとともに、十分に身の安全を確保いただくようお願いいたします。また、復旧に向けて、今後も引き続き全国の全水道組合員のみなさまの、ご支援・ご協力を頂きますようお願い申し上げ、全水道組合員のみなさまへのメッセージとさせて頂きます。
共に頑張っていきましょう。
中央執行委員長 古矢 武士